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2002年06月03日 庭野会長、スリランカ仏教法王の一行と懇談

スリランカ仏教法王らの一行が、6月3日午前、法輪閣に庭野会長を訪ね、約1時間にわたり懇談しました。

懇談では、元スリランカ国連大使のダーヤナンダ・ルパソマ・ペレラ博士が、スリランカ仏教法王の来日及び共同宣言発表にあたっての本会の尽力に深く謝意を表明し、「平和を希求するスリランカ国民の願いを共同宣言文として発表できることは言葉に表せない喜びです。心よりお礼を申し上げます」と述べました。
庭野会長は、「歴史的な出来事のお手伝いができて私どもも非常に光栄です」と笑顔で応えたあと、1964年、庭野会長の初めての外国旅行・インド仏跡参拝の際にスリランカを訪れた体験を語りました。これを聞き、シーアン教団アスギリヤ法王のウドゥガマ・スリ・ブッダラキッツァ猊下が「ぜひ、またスリランカにお越しください。仏教徒同士がお互いに行き来することで両国の友情と信頼関係も一層深まっていくと思います」と述べ、庭野会長に正式にスリランカ訪問を申し入れました。
ラーマニア教団法王のウェウェルデニヤ・メダランカラ・マハナヤケ猊下は、「釈尊の教えを多くの人に伝え、世の中をよくしていくのが私たち仏教徒の役目です。その使命を達成するためにもお互いに心を一つにして共に働いて参りましょう」と述べ、仏教徒同士の交流、協力の大切さを強調しました。最後にペレラ博士から共同宣言文の要旨が説明され、仏教法王から庭野会長に宣言文が手渡されました。

(2002.06.12記載)