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2002年06月24日 インドネシア・ジョグジャカルタでACRP6が開幕

ACRP6(第6回アジア宗教者平和会議)が6月24日、『アジアの和解と協力』をテーマにインドネシア・ジョグジャカルタのシェラトン・ムスティカホテルで開幕しました。大会には、21の国と地域、14宗教から約500人の宗教者(正式代表、オブザーバー、友愛代表、ゲストなど)が参加。軍縮、開発、環境、人権など現在アジアが抱える諸課題について、28日までの会期中、宗教者の立場から活発に討議を重ねます。最終日には大会を総括する大会宣言と今後の具体的な活動指針を盛り込んだ特別行動計画が発表される予定です。

約300の人種と250以上の言語が存在する「多様性」の国、インドネシア。その中でも古都ジョグジャカルタは多くの文化、宗教などが混在し、さまざまな側面を持つことで知られています。「多様性の中の調和」を掲げるACRPにとり、その趣旨に相応しい都市が開催地に選定されました。
『和解』を中心テーマとする今回の大会では、全体会議をはじめ各研究部会でもさまざまな『和解』に向けた宗教者の具体的取り組みが討議されます。また、インド・パキスタン問題や先ごろの東ティモール建国、朝鮮半島統一問題などの諸課題を抱えるアジアにおいて、当事国の宗教者がそれぞれ会議に参加し、話し合いの場も設けられることになっており、積極的な交流が期待されています。
開会式では、諸宗教代表者による祈りに続いて、今大会の受け入れ委員会であるインドネシア宗教者平和会議を代表してディン・シャムスーディン博士が歓迎のあいさつを述べました。ミル・ナワズ・カーン・マルワット・ACRP実務議長の開会宣言のあと、インドネシアのメガワティ大統領が万雷の拍手に迎えられて登壇。メガワティ大統領は、「民主的で平和な社会をつくるには、人間性を尊重し、社会正義の達成を目指す宗教者の役割が欠かせません」と述べ、ACRPの活動に期待を寄せました。
金大中・韓国大統領のビデオメッセージが紹介されたのに続いて、インドネシアのイスラム共同体・ムハマディア運動のシャフィ・マリーフ会長、インドのスワミ・アグニヴェッシュ・国連奴隷現代フォーラム基金議長が基調講演を行いました。
また、ACRPに貢献し、前回大会から今大会までの間に逝去した宗教者に対する「追悼の祈り」では、ACRP創設に中心的な役割を果たした庭野日敬開祖も、「ACRPの偉大なる父」として紹介されました。
今大会には、日本から正式代表21人を含む約140人が参加。本会からも庭野日鑛会長をはじめ約50人が参加しており、26日には庭野会長が全体会議3で議長を務めることになっています。

(2002.06.24記載)