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2002年09月14日 立正佼成会の通訳ボランティアが20周年迎える

「立正佼成会ランゲージ・サービス(LS)20周年記念式典」が9月14日、法輪閣大ホールで行われ、メンバーはじめ関係者ら約100人が参集しました。教団を代表して、山野井克典理事長が出席しました。

本会ランゲージ・サービス(LS)は、語学能力を有する会員によって構成されるボランティアグループです。1984年に開催された「IARF(国際自由宗教連盟)日本大会」に備えて1982年に結成され、以来、さまざまな国際会議などの通訳、海外派遣の事務局業務、外国からの来会者の受け入れ、翻訳などの活動を行っています。現在の登録者は80人。登録言語は英語のほか、中国語、スペイン語、ドイツ語などです。
式典ではまず、山野井理事長があいさつに立ち、これまでの活動に対する謝意を表明。「今後も本会の国際活動がスムーズに行きますよう、ご尽力頂きたい」と語りました。
次いで、LSのこれまでの歩みが紹介されたあと、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)日本・韓国地域事務所副代表の浅羽俊一郎氏が『国際社会における日本の役割 人道大国への道』と題し、記念講演を行いました。
IBC(国際仏教教会)国際アドバイザーのジーン・リーヴス氏の祝辞に続き、LSメンバー代表が「LSのお役を頂いた功徳」を発表。LS事務局長の謝辞のあと、庭野会長からのメッセージが紹介されました。
庭野会長は、相手を知るための努力と、本会会員として仏教を深く学ぶことの大切さを強調した上で、「自覚と誇りを持ち、しかも謙虚に、今後も研さんを重ね、平和への歩みを続けてください」とメンバーに激励の言葉を寄せました。

(2002.09.18記載)