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2002年10月23日 「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」今年の総個数発表

「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・青年本部、外務部)で、全国から寄せられたポッケの総数が同推進委員会から発表されました。4月23日から8月31日までの運動期間中、本会の小中学生を中心に全国各教会、各家庭で作製されたポッケは5万4421個。配布対象は、旧ユーゴスラビア地域、英国・北アイルランド、レバノン、パレスチナ(ガザ地区、ヨルダン川西岸)、イスラエル、アフガニスタンの子供たちです。真心が込められたポッケが今年も海外におくられます。

「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」は今年で4年目を迎えました。旧ユーゴスラビア地域、英国・北アイルランド、レバノン、パレスチナ(ガザ地区)、イスラエルの子供たちにおくられました。
配布国の子供たちからは、配布ボランティアや本会宛てに感謝の手紙やメッセージが届いています。『あなたのように平和で自由に生きて、ずっと笑っていたい』『日本の子供たちがパレスチナの子供たちのことを忘れないでいてくれるのがうれしい』。ポッケは、紛争や差別によって心に傷を負った子供たちの生きる支えになっています。
今年も、全国の少年部員を中心にポッケ作りが展開され、5万4421個が作製されました。
イスラエルのパレスチナ自治区であるガザでは、イスラエル軍の攻撃により住居が破壊され、人権が抑圧されてきました。子供たちは不安におびえる日々を過ごしています。UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の小学校と「アトファルナろう学校」の子供たちにポッケが手渡されます。
旧ユーゴスラビアでは、内戦で親を亡くした孤児やトラウマ(心的外傷)を負った子供たちが生活しています。本会も加盟する「特定非営利活動法人JEN」が配布対象の選定を行い、子供たちにポッケが届けられます。
アフガニスタンは昨年の米国同時多発テロ事件以降、米英両軍の武力攻撃によって、深刻な被害を受けています。現地の子供たちにもポッケがおくられます。

(2002.10.23記載)