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2003年01月01日 「初詣り式典」に1万2600人が参集

平成15年次「初詣り式典」が、元日の午前0時から大聖堂をはじめ全国各教会で行われました。この日、東京地方の気温は5・7度(午前0時)。時折、小雨のちらつく肌寒い年明けとなりました。

大晦日の午後10時半に開門した大聖堂には、家族連れや教会団参参加者などがつめかけ、午前2時までに約1万2600人が参拝に訪れました。
式典は、新しい年を告げる時報と共に開幕。庭野会長導師による読経供養、年頭誓願文の奏上と続きました。このあと、新年のあいさつに立った庭野会長は、本年次の「方針」に示された「和」に言及。「和の精神とは、仏教で言う柔軟、融通無碍に置き換えることができ、一切の生きとし生けるものと相和していくという意味があります。相対的・対立的な発想が中心的な現在の世界情勢には、この精神が大事なのです。今年、私たちは和の精神を真剣になって追求、把握すると共に、世界に向かって伝道していかねばなりません」と心構えを説きました。
式典終了後、庭野会長は一乗宝塔を参拝し、お屠蘇を奉納しました。また、大聖堂3階正面玄関周辺では、年賀記念品の配布のほか、今年初めて雑煮やそばなどのブースが設けられ、参拝者に無料で振る舞われました。

(2003.01.10記載)