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2003年03月05日 立正佼成会の「創立65周年」を祝い記念式典

立正佼成会の創立65周年記念式典が3月5日、大聖堂で行われ、会員約4500人が参集しました。庭野日鑛会長は法話で、経済不況が長引きながらも、他国や戦後の混乱期などに比べ、現代の日本人の生活が非常に豊かであることを指摘。そうした中で、一人ひとりが「真の幸せとは何か」をつかんでいくことの大切さを強調しました。また、すべてのいのちを尊び、合掌礼拝することによって「和」の世界が実現すると説きました。式典は、衛星放送で全国の教会に中継されました。

式典は、全国青年女子部員代表20人の奉献の儀、庭野光祥・次代会長導師による読経供養、啓白文奏上と続き、映像作品『信仰へのめざめ』が上映されました。山野井克典理事長はあいさつの中で、イラク情勢に関する本会の動きに触れたあと、地域社会、世界の平和実現へ向けての宗教者の使命をあらためて確認しました。
このあと、功労者への表彰が行われました。教会退任役職員、教会役員功労者、会員特別功労者合わせて521人を代表して、3人の会員に庭野会長から感謝状と記念品が贈呈されました。
会員代表の体験説法に続き、来賓を代表して、ユニテリアン・ユニバーサリスト協会のウィリアム・シンクフォード会長と新井三知夫・救世真教会長が祝辞を述べました。
このあと庭野会長が登壇し、法話。最後に今月20日に満65歳の誕生日を迎える庭野会長に、佼成育子園の園児代表の2人が花束を手渡しました。
なお、式典終了後、法輪閣大ホールで記念祝賀会が行われました。功労者をはじめ来賓、教団役職者ら571人が出席。杉谷義純・WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会事務総長、塚本啓祥・東北大学名誉教授があいさつを述べました。

(2003.03.14記載)