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2003年04月08日 華やかに「降誕会」式典を開催

釈尊誕生を祝う「降誕会」式典が8日、大聖堂はじめ全国各教会で行われました。大聖堂の式典には、会員約4200人が参集。法話に立った庭野会長は、釈尊誕生の意義を説き、仏教徒としてのさらなる精進を促しました。

式典は、団参参加教会の青年女子部員20人の奉献の儀、庭野日鑛会長の導師による読経供養、啓白文奏上に続き、庭野会長が聖壇上で潅仏を行いました。このあと、稚児総代男女2人による讃歎文の奏上、青年女子部員の体験説法に続いて庭野会長が登壇、法話を述べました。この中で庭野会長は、釈尊が誕生の時に発したという『天上天下唯我独尊』の意味合いに言及。「人間は誰もが独自の尊いいのちを持っているのだということと、私たちは仏さまのみ教えに出合うことによってはじめて、自らの尊さに気づくことができ、自らの尊さに気づいてこそ、他のすべてのものの尊さにも気づかされるのだという2つの点が、この言葉に込められた大きな意味です」と説き、「座右の銘として尊んでいかねばならない大切な言葉」と語りました。そのうえで、「釈尊降誕の今日を私たちも"第2の誕生"とし、新鮮な気持ちで今後の精進を誓うことが大事なのではないでしょうか」と、降誕会を迎えた心構えを示しました。
また、「花まつりをもっと身近にキャンペーン」に伴い、大聖堂正面玄関前や本会発祥の地・修養道場などに花御堂を設置し、甘茶を接待。本部周辺でも、地元町会、商店会の協力を得て、6カ所に花御堂が置かれました。
なお、全国各教会では、日曜日にあたる6日を中心にさまざまな取り組みを実施。地域に密着した活動を展開しました。

(2003.04.11記載)