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2003年07月08日 新宗連同推協の「テーマ研修会」が開催される

新宗連(新日本宗教団体連合会)の同和推進連絡協議会(同推協)主催による「テーマ研修会」が7月8日、東京・渋谷区の新宗連会館で開催され、部落解放・人権研究所の西村寿子氏が『ジェンダー(性差)と社会環境』をテーマに講演しました。新宗連加盟教団から32人が参加しました。

同研修会は、社会に混在するさまざまな人権侵害の現状を学び、差別撤廃に向けた宗教者の具体的な役割を模索するもので、年1回開催されています。講演の中で西村氏は、「女らしさ」「男らしさ」という言葉が、社会的、文化的な環境の中でつくられた「性差」だと説明した上で、「人間が自分らしく生きられる社会にするために、一人ひとりが、ジェンダーにとらわれることなく、自分の生き方をあらためて見つめ直す必要があるのではないでしょうか」と述べました。

(2003.07.18記載)