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2003年07月15日 大聖堂で厳かに「盂蘭盆会」式典

「盂蘭盆会」式典が7月15日、大聖堂で執り行われました。全国109教会から約4200人の会員が参集しました。

式典では、団参参加教会の青年女子部員代表20人による奉献の儀のあと、庭野光祥次代会長導師のもと読経供養が営まれました。この中で、光祥次代会長はじめ全国の「教師」資格者代表256人によって2万800体の戒名が奉読されました。
回向文奏上、導師焼香に続いて、会員代表が体験説法。二男の死と夫の病気を通し、いのちの尊さに目覚めた体験を発表しました。
法話に立った庭野日鑛会長は、釈尊十大弟子の一人、目連尊者が母親を救うために回向供養したという盂蘭盆会の由来を説明したあと、「肉親の救いにとらわれる目連に、仏さまは自己中心的な心の破砕を説かれました。皆共に救われていくことこそ、大乗の精神です。私たちは、触れ合うすべての人の救いに徹していくことが大事です」と語りました。

(2003.07.18記載)