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2003年09月05日 「お会式・一乗祭」概要決まる

2003年次「お会式・一乗祭」の実施概要が、このほどまとめられました。「お会式・一乗祭」は日蓮聖人の遺徳を偲ぶとともに、会員一人ひとりが、庭野日敬開祖を追慕、讃歎し、菩薩行実践への決意を新たにすることを目的に実施されます。市民を含めた多数の人々の参加を目指し、今年も趣向を凝らした行進や催し物など、多彩なプログラムが計画されています。

今年次の「お会式・一乗祭」の目的は、実施概要の中で次のように示されました。
「開祖さまが奉戴された日蓮聖人のご遺徳を偲ぶとともに、『法華経によって人を救い、世を立て直す』という一念に貫かれた開祖さまのご生涯と、仏教を生活の場によみがえらせ、宗教協力を内外の潮流にまで推し進められたそのご偉業をたたえ、お徳を偲ぶ機縁とする。さらには、多くの方が、『一乗~大らかに、夢、堂々』の精神を感応して頂く場とさせていただく」
この目的を踏まえ、全国から参加する会員を対象とした開会式、「一乗物産展」、子ども向けのプログラム「キッズランド」など、さまざまな催し物を企画。会員だけでなく市民にも広く参加を呼びかけています。
「お会式・一乗祭」は、「開祖さま入寂会」の10月4日と翌5日の両日に開催。4日夕、地方教会、在京教会の会員が普門館大ホールに集い、開会式が催される予定です。
5日には、大聖堂で「万灯行進祈願供養」が営まれたあと、大聖堂周辺で、各隊の行進が行われます。隊列は、本会発祥の地を出発し、法輪閣駐車場までを練り歩きます。衣装や振り付けなどは自由。今年は地方から13隊が参加し、イカ踊り(函館教会)、しゃんしゃん傘踊り(鳥取教会)、激練り(浜松教会)など地方色豊かな行進が繰り広げられる予定です。
また、「お会式・一乗祭」期間中、代表教会(大和教会)による一乗宝塔への「万灯奉納・荘厳」が執り行われます。午後4時10分から法輪閣駐車場およびピロティーで行われる閉会式(追い込み)で幕を閉じます。
このほか、今年も趣向を凝らしたさまざまなイベントが計画されています。大聖堂東駐車場では、「一乗物産展」を開催。全国の31教会が、地元の特産品などを即売します。本会と協力関係にあるNGO(非政府機関)4団体も出店する予定です。
一方、子供たちを対象にした「キッズランド」では、本郷通りに特設ステージを設け、戦隊ヒーローショーが行われます。初めての試みとして、佼成学園男子校の校庭に熱気球試乗コーナーを設置。地上25メートルの世界を体験できます。
なお、当日、普門館東駐車場では、模擬店も出店される予定です。
「お会式・一乗祭」の詳細については、今後、関係部署でさらに検討され、準備が進められます。詳細は決まり次第、教区、教会に通知されることになっています。

(2003.09.05記載)