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2003年09月11日 「9・11」から2年 各地で慰霊式典開催

約3000人もの犠牲者を出した「米国同時多発テロ事件」から2年を迎えた9月11日、世界各地で追悼行事が行われました。本会でもこの日を中心に国内外の多くの教会が、「9・11」の犠牲者をはじめ、米国などによる武力行使が行われたアフガニスタン、イラク戦争における犠牲者など多くのみ霊に慰霊の誠を捧げる催しを実施し、世界平和を祈念しました。

米国各地の教会では、それぞれ慰霊式典を行いました。
テロ現場の米国・ニューヨークでは、教会道場での式典後、会員5人が世界貿易センター跡地(グラウンド・ゼロ)を訪れ、十字架のモニュメント前で慰霊供養を行いました。また、前日には同教会の会員代表がグラウンド・ゼロの近くに建つセント・ポール教会を訪れ、テロ後に本会会員から寄せられた「励ましの手紙」の追加分と折りヅルなど約200点を届けました。これらは11日夜、同教会を通じて遺族の子供たちに贈られました。
ロサンゼルス教会は、教会道場とサンアントニオ支部拠点2カ所で「9・11犠牲者三回忌法要」を挙行。水谷庄宏教会長が「9・11に端を発し、現在でもイラクで尊いいのちが失われています。争いの終焉と、真の平和実現を祈念しましょう」と述べました。また、午前9時から法華三部経全巻の通読供養を行いました。
ハワイ教会では、「9・11犠牲者慰霊供養」を教会道場で実施。テロが発生した午前8時46分(日本時間同日午後9時46分)に黙とうを捧げ、読経供養、焼香、法座を行いました。
一方、日本国内でも平和の祈りを捧げる催しが行われました。
南多摩教会は、教会道場に会員320人が参集し、「米国同時多発テロ犠牲者慰霊式典」を挙行しました。参加者全員による黙とうのあと、奉献の儀、読経供養と式典は進み、青年部員2人が「9・11」に寄せた思いを英語と日本語でスピーチ。24歳の青年男子部員は、「会長先生から『和のこころ』の大切さを教えて頂いているように、すべてのいのちを尊重することが、いま世界が最も必要としていることだと思います。菩薩行に専念できる仲間を増やしていくことが、世界平和への道であると確信します」と力強く語りました。
東京・池袋の東京芸術劇場では、昨年に引き続き、特定非営利活動法人「明るい社会づくり運動」の地域組織(杉並、中野、練馬、豊島、北、台東、文京、調布、国立、狛江、西多摩)主催によるアフガニスタンでの学校建設を目的とした「9・11 愛と希望のコンサート2」が開催され、多くのミュージシャンがチャリティー出演しました。
会場の外でも、「明るい社会づくりの会・西北ブロック学生委員会」が、募金活動やパネル展を実施。東京教区西北ブロック6教会の大学生ら50人も街頭に立ち、市民に協力を呼びかけました。午後6時過ぎからは、「9・11平和のともしび」を開催。学生部員らが作った世界貿易センタービルの模型を囲み、多くの市民と共に追悼のキャンドルを並べました。テロが発生した午後9時46分(日本時間)に全員で黙とうを捧げました。
二豊宗教者懇話会(キリスト教、神社神道、仏教、本会中津教会で構成)も昨年に続き、「米国同時多発テロ犠牲者追悼と世界平和の祈り」を開催。本会中津教会道場に宗教者はじめ本会会員ら1000人が集いました。あいさつに立った同懇話会会長で高家神社宮司の宗像宗臣師は、「宗教者の使命は世界平和の祈りを捧げることと同時に、先祖を尊び、人々を愛する精神を多くの人に伝えることです」と述べました。
このほか、本会熊谷教会が参加する「諸宗教者懇談会」(キリスト教、仏教、イスラム教など熊谷市と周辺地域に拠点を置く8つの宗教団体で構成)は7日、カトリック熊谷教会で「諸宗教者による平和の集い」を実施しました。参加団体の信徒ら114人による集いでは、各宗教の代表が平和へのメッセージを読み上げ、祈りを捧げました。本会熊谷教会は、福田和正教会長が法句経の一節を引用し、会員56人と共に「妙法蓮華経如来寿量品」を読誦しました。

(2003.09.19記載)