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2003年10月03日 WCRP日本委員会婦人部会が宗教別学習会を開催

WCRP日本委員会婦人部会が宗教別学習会を開催

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会婦人部会の「平成15年度第2回宗教別学習会」が10月3日、岡山市の黒住教本部で行われ、同部会のメンバーなど30人が参加しました。

同学習会は、加盟教団の教えを学び合い、相互理解を深め、宗教的視野を広げることを目的としています。
学習会では、泉田佳子部会長(立正佼成会布教相談役)のあいさつに続き、黒住宗晴・黒住教教主が講演しました。黒住師は、「どの宗教にも、人間の心の中にある心、すなわち"魂"の働きを認め、信じようとする共通点があります。私たち宗教者は、宗教団体の特色とも言える『宗我』を断ち切り、お互いの共通点に目を向けていくことが大切です」と述べました。
また、幼児虐待などに触れ、「昔に比べ、親子の関係が希薄になっていると思います。皆さん方には、人生の先輩として、若いお母さん方の応援団になって頂きたい」と、同部会のメンバーに期待を寄せました。
なお、参加者たちは、学習会に先立って行われた「宗教体験コース」で、同教団の宗教行事である『ご日拝』を体験したのち、教団施設の大教殿に正式参拝しました。

(2003.10.10記載)