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2003年10月09日 庭野会長、薬師寺の晋山式に参列

法相宗大本山・薬師寺(奈良市西之京町)で10月9日、安田暎胤師の同宗管長、同寺管主(住職)就任を披露する晋山奉告法要が営まれ、本会から庭野日鑛会長が参列しました。

安田師は、薬師寺執事長、法相宗宗務長を経て、平成10年、薬師寺副住職に。松久保秀胤師(前住職)の退任に伴い、8月16日付で新しい住職に就任しました。WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会評議員、同非武装・和解委員会委員長をはじめ、「日中韓国際仏教交流協議会」の常任副理事長を務めるなど、諸宗教対話・協力に尽力。庭野会長とも深い交友関係にあります。
同寺金堂前の式場で営まれた法要には、来賓、信徒ら約2000人が参列。散華、表白などの儀式に続き、般若心経が読誦される中、来賓が金堂舞台上で香を献じました。
続いて、来賓を代表して塩川正十郎・前財務大臣(薬師寺信徒総代)、橋本聖圓・東大寺別當、白柳誠一・カトリック枢機卿、大川靖則・奈良市長、庭野会長の5人があいさつしました。
庭野会長は、「安田管長さんのもとに、伝統のある叡智、智慧が、日本の国民の心となり、世界に広まっていくことが、大きな意味で世界の平和につながっていくのではないかと思います。日中韓国際仏教交流協議会、WCRPのメンバーとして、共に精進させて頂きたい」と安田師の今後の活躍に期待を寄せました。

(2003.10.17記載)