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2003年10月10日 開祖生誕百年記念大聖堂改修事業「安全祈願供養」

開祖生誕百年記念大聖堂改修事業「安全祈願供養」が10月10日、大聖堂で厳修され、今月から本格的に行われる工事の安全を祈り、庭野日鑛会長を導師に、まごころからの供養が捧げられました。教団ならびに事業体の役職者、東京・多摩両教区の会員、脇祖さま御命日団参の参加者、工事関係者など約2500人が参列しました。

式典では、庭野会長導師による読経供養=如来寿量品、陀羅尼品、普賢菩薩勧発品(陀羅尼)=に続き、「工具引渡の儀」が行われ、聖壇に奉安された鍬と鎚が山野井克典理事長から、施工にあたる「竹中・錢高組共同企業体」の錢高一善・錢高組社長、竹中統一・竹中工務店社長にそれぞれ手渡されました。引き続き、両社長がそれぞれあいさつに立ち、「全国会員の皆さまの期待と信頼に応え、平成17年末の竣工に向けて、安全を期して工事を進めてまいりたい」と述べました。
このあと、庭野会長が工事の安全を祈念して『平安』としたためた曼荼羅華を聖壇に奉納し、法話を述べました。この中で、「大聖堂は私たち立正佼成会の根本道場でありシンボル」とした上で、「免震工事により、信者さんの参拝時の安全対策がなされ、また大地震のときなどには、近隣の方々の避難場所としても大いに役割を果たせるのではないかと期待されております」と工事の実際的な効果に言及。さらに、「免震と共にリニューアル工事が行われ、開祖さま生誕百年の年には大聖堂とその周辺が一新されているわけでありますから、そのときを楽しみに、お互いさまに精進をさせて頂きたいものでございます」と、庭野開祖生誕百年に向けて、会員一人ひとりが心新たに修行に励むことの大切さを強調しました。
閉式後、参列者それぞれが、誓願を記した曼荼羅華を奉納しました。

(2003.10.17記載)