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2003年11月14日 今年の「ゆめポッケ」総数 5万3886個に

「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・青年本部、外務部)で寄せられたポッケの総数が、このほど同推進委員会から発表されました。4月20日から8月31日までのキャンペーン期間中、本会の小・中学生を中心に全国各教会、各家庭で作製されたポッケの総数は5万3886個。ボスニア・ヘルツェゴビナ、英国・北アイルランド、レバノン、パレスチナ(ガザ地区、ヨルダン川西岸)、アフガニスタン、スリランカの子供たちにおくられます。

「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」は、小・中学生による「平和活動」の一つとして1999年にスタートしました。紛争や差別によって心に深い傷を負った子供たちに真心からのプレゼントをおくり続けて5年。この間、米国同時多発テロ事件に端を発した米英両軍によるアフガニスタンへの武力攻撃、イラク戦争、イスラエルとパレスチナの衝突など、国際情勢の悪化により、多くの子供たちが犠牲となっていることから、配布国についてもたびたび検討されてきました。
昨年は、旧ユーゴ地域、英国・北アイルランド、レバノン、パレスチナ(ガザ地区、ヨルダン川西岸)、イスラエルの5カ所に加え、アフガニスタンを配布国に指定。20年以上続いている内戦や米英軍の攻撃で厳しい生活を送る子供たちにポッケが届けられました。さらに今年は新たな配布国として、スリランカが加わりました。タミール人とシンハラ人との長年にわたる武力闘争によって心に傷を負った子供たちに、本会とつながりの深い「サルボダヤ」を通してポッケが手渡される予定です。
なお、来年3月末から4月上旬にかけて「ゆめポッケ親子ボランティア隊」が実施され、ボスニア・ヘルツェゴビナ、レバノン、英国・北アイルランドの子供たちにポッケを手渡します。

(2003.11.14記載)