News Archive

2003年11月23日 庭野会長、ベンドレイWCRP国際委事務総長らと懇談

庭野会長は11月23日、法輪閣でWCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会のウイリアム・ベンドレイ事務総長、WCRPイラク諸宗教評議会・現地コーディネーターのハイダー・アブドゥルアミル氏と懇談しました。山野井克典理事長、庭野光祥次代会長、熊野隆規・青年本部次長、神谷昌道・外務部次長、杉野恭一・WCRP国際委ワールドワイド・サービス部長(本会から出向)が同席しました。

懇談では、ベンドレイ氏が「現在の世界情勢の中で、WCRPの担っている役割は非常に重要である」としながら、前日に行われた本会青年幹部との「平和対話集会」の様子を紹介。「立正佼成会の青年とのパートナーシップは、大きな意味を持っている」と述べました。このあと、杉野氏が、イラク現地でハイダー氏が取り組んでいる「諸宗教評議会の発展」「戦略的人道援助活動」などWCRPの6つの活動分野を説明しました。
ハイダー氏は、イラク国内でのイスラームシーア派、スンニ派の緊張関係などに言及しながら、「今、私が取り組んでいることは、イラクの平和にとって一番重要なこと。諸宗教評議会が政治的な課題に対して、諮問機関のような役割を果たしていく必要がある」と述べ、イラクの復興に向けて、WCRPの活動を現地で積極的に推進していく意向を示しました。

(2003.12.05記載)