News Archive

2004年01月19日 新宗連が拡大宗法研を開催

新宗連(新日本宗教団体連合会)宗教法人研究会による「第61回拡大宗法研」が1月19日、東京・代々木の新宗連会館で開催され、同研究会のメンバーを中心に14人が参加しました。

『現代社会における宗教の光と影』をテーマに脇本平也・東京大学名誉教授が講演しました。脇本氏は、「宗教」には、人間の苦悩や社会的な問題を根本的に解決し得る「光」の面がある一方で、独善性や傲慢性が破壊活動などの反社会的行為につながる可能性も内在する「影」の側面もあることを指摘しました。その上で、「宗教の持つ光と影の両面を常に見据え、個人レベル、社会レベルでバランスを保ちながら、それぞれの宗教が目指す理想に向かって謙虚に努力していくことが真に宗教的な生き方ではないか」と述べました。

(2004.01.23記載)