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2004年03月05日 「立正佼成会一食平和基金」平成15年次運営報告

「立正佼成会一食平和基金」の昨年次(平成15年次)運営報告が、このほど同基金運営委員会(委員長=松原通雄外務部長)から発表されました。支援総額は4億4457万9934円。国内外で実施された農村開発、環境保全、難民支援などのプロジェクトに充てられました。

同基金運営委員会では、昨年、「一食を捧げる運動」による会員からの浄財を国内外87のプロジェクトに充てました。うち他団体と協力して活動を行う「合同プログラム」には1億3109万3623円を支援。「アフリカへ毛布をおくる運動」をはじめ「エチオピア植林プロジェクト」「カンボジア仏教文化復興プロジェクト」など8件に支出されました。
「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」や「立正佼成会一乗ボランティア」など、本会独自に企画・立案し、実施する「自主プログラム」としては、9件に7224万7116円が充てられました。
一方、外部団体のプロジェクトを支援する「資金助成」への支出は、2億1245万571円。(1)一般助成(2)庭野平和財団助成(3)宗教協力助成(4)特別助成(5)国連支援助成(6)災害等緊急支援に分類され、30の国や地域から70プロジェクトに支出されました。年3回の審議で決定された「一般助成」は、国内外のNGO(非政府機関)が世界各国で展開している42プロジェクトが対象となりました。
また、「緊急プロジェクト」として、全国各地で展開されたイラク緊急救援募金から2500万円が特定非営利活動法人JEN(ジェン)、特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)のイラク復興支援活動に充てられたことが報告されました。

(2004.03.05記載)