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2004年04月07日 アフリカのNGO、RESTの代表が来会

「アフリカへ毛布をおくる運動」の現地受け入れ団体の一つで、エチオピア・ティグレ州のNGO(非政府機関)「ティグレ救援協会(REST)」のティクレオーニ・アセファ代表、サガイ・アセファ救援復興部長が4月6日、来日しました。同運動が20周年を迎えたことから、本会が招聘したものです。15日までの滞在期間中、両氏は立正佼成会はじめ同運動推進委員会の構成団体を訪問し、毛布の支援に感謝を述べるとともに、現地報告を行いました。

両氏は4月7日、立正佼成会を訪れ、山野井克典理事長と懇談しました。この中でアセファ代表は、「アフリカへ毛布をおくる運動」をはじめ、立正佼成会が続けているエチオピアでの植林活動に謝意を表し、「皆さんの活動は、顔の見える支援であり、日本とエチオピアの相互理解を深める素晴らしいプログラムだと感じています」と述べました。
これに対し山野井理事長は、「立正佼成会の活動がお役に立てていることをありがたく思います。皆さんも現地でエチオピアの人々のためによい活動を続けてください」と語りました。
4月8日、大聖堂で行われた降誕会式典の席上、アセファ代表があいさつに立ち、RESTの活動を紹介しました。「立正佼成会は私たちの誇れる大切な友人。皆さまからおくられる毛布は、戦争や飢餓などですべてを失った人々の体だけでなく、心も温めてくれるものです」と参拝者に語りかけました。
このあと、両氏は10日から3日間、広島を訪問。現地では広島教会の会員と交流したほか、広島平和記念資料館を見学し、原爆慰霊碑に献花しました。

(2004.04.16記載)