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2004年04月10日 「バターン特使団」が帰国

4月5日からフィリピン・バターン州を訪れていた「バターン特使団」(団長=本村和則・新潟教区長)一行8人が4月10日、帰国しました。

同特使団は、本会青年部と深いつながりを持つBCYCC(バターン・キリスト教青年会)のメンバーと共に戦争犠牲者の慰霊を行い、日比間のさらなる友好促進を図る目的で派遣されているものです。団員たちは現地滞在中、同メンバー宅に民泊しました。
一行は4月7日、第2次世界大戦時、日本軍によってバターン半島が制圧された際の犠牲者を偲ぶ国家行事「バターン・デー」式典に参列しました。8日には、日本軍が捕虜となった兵士に強制した「死の行進」の出発点「0キロメートルポイント」で慰霊供養を行ったあと、「フレンドシップタワー」で記念式典を開催しました。その後、本会とBCYCCとの相互交流を積極的に推し進め、青年部員から"ママさん"の愛称で慕われたアグリピナ・C・バンソン女史(2002年7月4日逝去)の墓所を参拝しました。
これに先立つ4月5日、一行はモンテンルパ墓地公園にある日本人墓地で慰霊供養を営みました。

(2004.04.16記載)