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2004年04月17日 関西光ジュ館入仏・落成式

学林光ジュの新しい拠点施設「関西光ジュ館」の入仏・落成式が4月17日、庭野日鑛会長臨席のもと挙行されました。山野井克典理事長、篠崎友伸学林学長はじめ、建設地を提供した豊中教会はじめ近畿教区、学林の関係者ら約150人が参列しました。

関西光ジュ館は、関西地区の大学に通う学生を対象とし、専門分野を通じて社会に貢献できる人材を育成するため、本会が開設しました。鉄骨造り3階建て、研修室のほか40の寮室、浴室、談話室などを備え、現在12人の光ジュ生が入寮。共同生活を送っています。
1階の研修室で行われた「入仏・落成式」では、初めに庭野会長の手で御本尊序幕の儀が執り行われました。豊中教会青年女子部・学生部女子12人による奉献の儀、庭野会長を導師に読経供養、啓白文奏上と続きました。北村泰章・学林次長が建設経過を報告。関係者の協力に謝意を表し、新しい人材の指導・育成に努める意向を述べました。また入寮生を代表して2人が「誓いの言葉」を発表しました。
席上、法話に立った庭野会長は「学生」の意味に触れ、「学ぶことは生きること、生きることは学ぶことです。求道者として、法華経に説かれる"地涌の菩薩"の自覚を持って、自らの夢や生き方を追求してください」と、入寮生を激励しました。さらに「この光ジュ館で、生と死を見つめるという宗教的な学びを深めてこそ、大学での勉学も世の中の役に立つものになっていくと思います」と、同館の特質を生かした研鑽の重要性を説きました。この後、雲井昭善・大谷大学名誉教授が祝辞、篠崎学長が謝辞を述べました。

(2004.04.23記載)