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2004年04月24日 自らが安らぎの灯に――ダーナ塾を開催

壮年部員対象の団参「ダーナ塾(壮年団参)」の第1回が4月24、25の両日、大聖堂はじめ本部諸施設で実施され、全国14教会から約580人が参加しました。『ゆとり・気づき・斉家』をテーマにした同団参は、昨年まで行われていた「ゆとり団参(壮年)」をリニューアルしたものです。参加者は、式典や「心のせんたくプログラム」を通し、家庭や職場、地域での役割を学びました。

経済不況や家庭崩壊など厳しい社会情勢の中で、人間本来の生き方に目覚めることと、安らぎのある家庭、社会の実現に向け、自らが始発点となる決意を新たにすることを目的に、同団参は開催されました。
24日、参加者は大聖堂で東京佼成ウインドオーケストラの演奏を聴いたあと、第二団参会館、普門館などに移動し、「心のせんたくプログラム」に参加。研修会や講演会、写経などに臨みました。田中宏一郎・前北陸教区長による講演に参加した壮年部員は、「"すべて自分"と受け止めることの大切さを教えて頂きました」と感想を述べていました。
翌日は、大聖堂で式典が行われ、参加者代表が体験説法。人さまの救いに徹した両親の信仰姿勢を語り、「身を粉にして徳を積んでくれたおかげで、今の自分があるのです」と発表しました。続いて、前隆士監事が『斉家――自らが安らぎの灯となろう』をテーマに講演。「私たちが今、さまざまな場でお役が務められるのは、父母の恩があったればこそ。育てて頂いたいのちに感謝しなくてはなりません」と語りました。
同団参は今後、5月、9月、10月に行われる予定です。

(2004.05.07記載)