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2004年07月24日 新宗連青年会が「イラク宗教代表者との緊急対話学習会」を開催

新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)は7月24日、WCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会、同日本委員会の招待で来日中のイラクの宗教指導者ら2人を迎え、東京・代々木の新宗連会館で「イラク宗教代表者との緊急対話学習会」を開催しました。新宗連(新日本宗教団体連合会)加盟教団やNGO(非政府機関)の関係者18人が参加しました。

『イラクの現状について』をテーマに行われた学習会では、マジド・イスマイル・ムハンマド師=クルド・イスラーム法学者協会代表=と、WCRPイラク諸宗教評議会コーディネーターのハイダー・アブドゥル・アミル氏が講演しました。
この中で、マジド師はクルド人の立場から発言。「クルド人は、イラクから独立せず、新生イラクという一つの民主主義国家と共にありたいと願っている」と述べました。一方、ハイダー氏は、「イラク社会を再建していくためには、教育システムの構築と人材育成が必要。皆さんには、自衛隊の役割を超えた文民の立場での復興支援をお願いしたい」と訴えました。
このあと、質疑応答が行われました。

(2004.07.30記載)