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2004年07月25日 イラクの諸宗教指導者が来会

庭野日鑛会長は7月25日午前、WCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会、同日本委員会の招きで来日したイラクの諸宗教指導者ら8人の訪問を受け、法輪閣で懇談しました。ウィリアム・ベンドレイWCRP国際委員会事務総長、山野井克典理事長らが同席しました。

懇談の冒頭、庭野会長は、7月22日に京都で開催されたシンポジウムに触れながら、「素晴らしいシンポジウムに参加させて頂き、イラクの状況に対する理解を深めることができました」と述べ、歓迎の意を表しました。引き続き、本会のイラク問題に対する取り組みが写真などで紹介されました。
席上、サイード・ハッサン・バハラルロム師(イスラーム・シーア派)は、「私たちはイラクからの平和のメッセンジャーであり、母国では困難な日々が続いているが、日本の方々と手を結んで、世界の平和構築に邁進したいと願っている。庭野先生の人間性に基づく英邁なご指導についてはすでに伺っており、今後も、立正佼成会の皆さんには、特にイラクの子供たちに対する支援をお願いしたい。宗教間対話の推進こそが、世界の平和と安定の基礎を築くと信じている」と述べ、本会との一層の協力に期待を寄せました。

(2004.07.30記載)