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2004年07月31日 エチオピア植林ボランティア隊が帰国

エチオピア・ティグレ州での植林活動を行っていた「植林ボランティア隊」(隊長=菅谷知正・松本教会長)の一行20人が現地での活動を終え、7月31日に帰国しました。

エチオピアは、たび重なる干ばつや森林伐採、内戦などの影響により、60年前には国土の40%を占めていた森林も、現在は1%にまで激減しました。
こうした状況を踏まえ、立正佼成会一食平和基金では1993年から同国ティグレ州にあるNGO(非政府機関)「ティグレ救援協会(REST)」が同州サムレ・シャルティ村で行っている植林活動の支援を開始しました。昨年までの11年間に約1000万本の苗木が植えられています。ボランティア隊の派遣も今年で8回目を迎えました。
一行は7月19日に日本を出発。21日、ティグレ州入りし、州都・メケレにあるREST本部を訪問。翌22日から、マイタカリー、ギジェット両地区で植林活動を展開しました。村人と共同し、4日間でアカシヤやユーカリなどの苗木約2600本を植えました。
隊員の一人は「1本1本の苗木を大切に扱い、育てている村の人の姿に胸を打たれました。私も大きく育ってほしいと祈りを込めて植林をさせて頂きました」と感想を語りました。
また、一行はメケレ滞在中、RESTが現地で行っている貯水池、農業訓練校などのプロジェクトを視察したほか、「アフリカへ毛布をおくる運動」で毛布を受け取った村人宅を訪問しました。

(2004.08.06記載)