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2004年10月31日 10月31日現在、新潟県中越地震に関する本会の対応

「新潟県中越地震」に関し、本会の対応と被災地本会施設に関する状況ついてお知らせいたします。
10月30日に十日町・越後川口教会に本部スタッフ14名を派遣、復興作業や炊き出しにあたっています。また現状にあわせたのニーズを調査しています。
被災地本会施設は、引き続き、会員や地域住民の皆さまの避難所としても利用されています。
10月31日現在の状況は以下の通りです。

1.支援の進捗状況と今後の対応

(1)一食平和基金からの支援金
日頃より会員の皆さまにご協力を頂いております一食平和基金より、小千谷市、十日町市、長岡市、川口町に計1,800万円の支援が決定されました。  
消防庁災害対策本部における《主な被害》より、人的被害、物的被害が著しい地域に絞って決定されています。
今後、被害状況に応じて、適宜、支援金を贈呈します。また、支援金の贈呈は、教区と現地教会で調整して、その時期が決定します。

(2)救援物資について
各方面からのご支援により、現在のところ食料・水・生活用品等の物資は、充分確保され、適宜供給が行われています。
教会道場での物資の受け入れ態勢が整っておりません。当面必要な物資は充分確保されています。直接教会道場へ物資等を搬送することは、現地の混乱を招きますので、ご遠慮ください。
 
(4)ボランティアについて
現地の状況を見ながら、職員のボランティアを派遣しています。今後、交代で職員の派遣を続けながら、必要に応じて会員によるボランティア隊の編成を行う予定です。

(5)その他
現地状況の詳細が確認され次第、順次情報を更新いたします。

2.被災本会施設に関する状況

【生誕地道場】
十日町市内からの道路が寸断されており、道場周辺の山で、崖崩れも確認されているため出入りが禁止されています。生誕地道場の建物や敷地にも被害がある状況です。

【十日町教会】
ライフラインは復旧しており、食料等の物資は充分に確保されています。10月31日、十日町市からの避難勧告は解除され、地震発生直後、教会道場に避難していた会員・地域住民約200名もほぼ自宅へ帰りました。
【越後川口教会】
ライフラインは、電気が復旧しましたが、水道・ガスは復旧していません。食料や物資も確保されています。物資の搬送も困難な状況が続いていますが、会員や本部職員で適宜供給しています。食料は充分確保されおり、生活用品も現地の要望に応じて供給しています。現在約100名の方が避難所として利用し、また、教会道場の駐車場に車を停め、その中で生活されている地域住民の方もいます。

※各教会へのお問い合わせは、現地の混乱を招くおそれがありますので、お控えください。
※十日町・越後川口教会では、被災されている会員さん方の安否確認の手取りが順次おこなわれています。

(2004.11.01記載)