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2004年11月09日 台風23号 各教会の状況


土砂災害によって大木が家に流れ込み全壊した会員宅。舞鶴教会の会員たちは、壊れた家屋の中から家財道具や衣料品などを運び出した(10月25日、舞鶴市上漆原)

近畿、四国地方などを直撃した台風23号により、各地で河川が決壊し土砂崩れが発生、死者は88人に及びました。水害の爪あとは、いまだ各地に残っており、本会会員も床上、床下浸水などの被害に見舞われました。被災地を包括する教会では、現在、被害状況の確認を急いでいるほか、支援活動も行っています。こうした状況を受け、立正佼成会一食平和基金運営委員会は、先の台風22、23号の被害に対し、総額900万円の支援を決定しました。支援先は各市町村の災害対策本部など10件。包括する教会を通し「災害見舞金」として随時、贈呈されています。


円山川の堤防決壊により、大量の泥水が家屋に流れ込んだ。会員たちは、ねばつく泥と"格闘"しながら除去作業に取り組んだ

姫路教会が包括する豊岡市、出石町、日高町など但馬地域は、円山川が氾濫し、住宅地は大規模な洪水に見舞われました。10月23日には同教会と但馬道場内にそれぞれ現地救援本部が設置され、24日から会員が被災会員宅で救援活動に取り組んでいます。
市内を流れる由良川が氾濫し、街全体が水没した舞鶴市、土砂災害による死者を出した宮津市などを包括する舞鶴教会では、22日に幹部が被災地を訪問し、会員の安否を確認しました。また、同日、緊急対策会議を行い2日後に控えた教会発足30周年記念式典の開催についても検討されました。その結果、被災地の会員から「こういう事態だからこそ法の縁に触れさせて頂き、心を一つにして困難を乗り切っていきたい」との声があがり、式典を挙行。終了後から準備を進め、翌25日以降、会員が被災宅を訪問し、泥水の除去や家財道具を運び出す作業を行っています。主に高齢者宅を訪問し、おにぎりの炊き出しも行いました。


円山川や出石川の氾濫で、倒木など大量のごみが住宅付近に打ち上げられた

福知山教会でも、23日から救援活動を開始。現在、床上、床下浸水や屋根の損壊など45件の被害が報告されており、被害状況の把握を進めています。神戸教会では、23日に椎名啓至教会長ら幹部らが、洲本市、西脇市、黒田庄町を訪れ、会員の安否確認につとめました。
一方、四国地方では、河川が決壊し、家屋や田畑に被害が及びました。高松教会では、支部長を中心に被害状況の確認を進めています。

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一食平和基金の支援先は次の通り。( )内は包括教会
【台風22号】
◎静岡県伊東市災害対策本部=100万円(熱海教会)
【台風23号】
◎岡山県玉野市災害対策本部=100万円(岡山教会)
◎兵庫県災害対策本部=150万円(神戸教会)
◎兵庫県出石市=50万円(姫路教会)
◎兵庫県豊岡市=100万円(姫路教会)
◎京都府大江町災害対策本部=50万円(福知山教会)
◎京都府舞鶴市災害対策本部=100万円(舞鶴教会)
◎京都府宮津市=50万円(舞鶴教会)
◎高知県災害対策本部=100万円(高知教会)
◎香川県災害対策本部=100万円(高松教会)

(2004.11.09記載)