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2004年12月17日 立正佼成会一食平和基金 平成16年次第3期、第4期支援先発表

立正佼成会一食平和基金運営委員会(委員長=松原通雄外務部長)は、平成16年次第3期、第4期の委員会で決定した運営内容を発表しました。支援総額は1550万円。本会が他団体と協力して行う「合同プログラム」、本会独自の「自主プログラム」、国連機関を対象とした「国連支援助成」の3項目に該当する全4件が対象となりました。

「合同プログラム」は2件。今年、本会が同プログラムの具体的項目に掲げた「社会派仏教団体支援プロジェクト」として、スリランカの平和活動団体「法王平和開発トラスト」が進める溜池補修事業に500万円を支援することが決定しました。また、国際協力NGOセンター(JANIC)が今月開催予定の「『国際協力NGOの危機管理』に関する研修&シンポジウム」に350万円を支援しました。
「自主プログラム」は、「海外教会・拠点一食プロジェクト」として韓国立正佼成会に100万円が支援されます。同教会では、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)から韓国に亡命した人の自活を目的とした「平和の家」に対する支援事業を行っており、同委員会ではこうした活動を重要課題としてとらえ、支援を決定しました。
また、「国連支援助成」は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が西アフリカで行っているシエラレオネからの帰還民、リベリア難民に対する支援活動に600万円が充てられることになりました。

(2004.12.17記載)