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2004年12月20日 天台宗探題の半田孝淳師が来会

京都・天台宗曼殊院門跡の第41世門主に就任した半田孝淳師が12月20日、本会を訪れ庭野日鑛会長と法輪閣で懇談しました。山野井克典理事長、国富敬二・時務部長が同席しました。

曼殊院は京都五箇室門跡の一つ。伝教大師最澄が鎮護国家の道場として比叡の地に創建したのがはじまりで、1656年に良尚親王によって京都市左京区の現在地に造営されました。
半田師は、天台宗教学最高位の「探題」に就き、渡邉惠進天台座主に次ぐ地位にあります。「世界宗教者平和のための祈りの集い」(主催・聖エジディオ共同体)に毎年参加するなど国際舞台での活躍で知られます。長野県上田市にある天台宗別格本山・常楽寺の住職を兼務しています。
庭野会長との親交も深く、昨年8月には庭野会長が常楽寺を訪問し懇談しました。また、「世界宗教者平和のための祈りの集い」(スペイン・バルセロナ、2001年)、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけで行われた「平和祈願の日」の集い(イタリア・アッシジ、2002年)に共に参加するなど交流は長年にわたります。
20日の懇談では、こうした交流の思い出、国内外の宗教者との対話・交流、最近の世情などが話題となりました。

(2005.01.14記載)