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2005年01月21日 南アジア教会が発足

昨年12月1日に新設された立正佼成会南アジア教会(バンコク、バングラデシュ両支部、スリランカ、ネパール、インド各連絡所=齋藤光央教会長)の「教会発足式並びに教会長就任式」出席のため、長谷川裕史本部教務部長、齋藤教会長が1月21日から31日まで、各拠点を訪れました。

同教会は、近年、急速な会員数の伸びを見せる南アジア地域の一層の布教伝道と活性化を目指し、布教の現地化を進めることを目的に有効な布教支援に取り組むため設立されました。同教会は、5カ国の2支部、3連絡所、1887世帯(昨年末現在)を包括します。
23日、タイのバンコク支部道場で行われた「教会発足式並びに教会長就任式」は、青年女子部員による奉献の儀、読経供養に続いて、長谷川部長が同教会設立の経緯を紹介しました。この中で長谷川部長は、「幸せにならせて頂くためには、仏さまの見方、物差しを身につけ、すべて自分という受け止め方ができるようになることです。新しい教会の発足を契機に、教会長を中心に開祖さま生誕100年に向け、仏さまのみ教えを世界の人々に伝えてください」と会員たちを激励しました。
このあと、齋藤教会長があいさつ。「お互いさまに家庭や社会で必要とされる人間にならせて頂くため、皆さんと一緒に精進していきたい」と抱負を述べました。
また、このあと、スリランカ(24日)、インド(26日)、ネパール(27日)、バングラデシュ(29日)の各拠点で就任式が行われ、5拠点で約1000人の会員が参集しました。
また、各拠点では就任式に先立ち、「スマトラ沖地震津波被災慰霊供養」が行われ、参加者は犠牲者の冥福と被災地の早期復興を祈願しました。
さらに、長谷川部長ら一行は24日、スリランカ・コロンボから南に約60キロのバルワラ地区を訪問。津波の被害に遭った会員を見舞ったほか、スリランカ連絡所の会員と共に避難所を訪れ、被災した子供たちに教科書や文房具などの学用品を配布しました。

(2005.02.04記載)