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2005年02月04日 大聖堂、2月4日から閉鎖

2月4日から約1年間、大聖堂が閉鎖されます。「開祖生誕100年記念事業」の一環として進められている「大聖堂改修事業」が本格化することを受け、工事関係者以外の入館ができなくなります。

大聖堂が建立した昭和39年以降、建築基準法が2度にわたり大幅に改正されました。そのため、教団本部では平成14年から大聖堂の免震化工事を検討。「基礎免震」工法を採用し、「竹中・錢高組共同企業体」が施工にあたることが決定されました。
基礎免震工法は、地盤と建物の間に免震装置を設置し、地震の力を建物に伝えにくくする方法。建物に作用する地震の力は、3分の1以下に低減します。
この工事により、御本尊像をはじめ宗教的・文化的収容品を保全することが可能になります。また、大聖堂に参拝する人々の安全が確保され、避難拠点としての役割も果たすことができます。
免震工事に併せて、屋根葺(ふ)き替え、西参道の拡張などの改修工事も進められています。
改修事業全体の工事期間は平成18年2月末日まで。本部行事、団参は、本会発祥の地・修養道場、普門館等が使用されます。

(2005.02.04記載)