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2005年03月02日 新宗連拡大宗法研が開催される

新宗連(新日本宗教団体連合会)宗教法人研究会による「第63回拡大宗法研」が3月2日、東京・渋谷区の新宗連会館で開催され、『近代日本社会と教団形成――明治期キリスト教会の形成パターン』をテーマに、東京教育大学の森岡清美名誉教授が講演しました。同研究会のメンバーら16人が参加しました。)

拡大宗法研は、宗教が現代社会で直面するさまざまな問題を研究するため、年に数回開催されています。今回、森岡氏は、明治期に設立されたキリスト教プロテスタントの教会・教派が、信徒によって選ばれた役員が運営する「長老制」、信徒が自立的に運営する「会衆制」、中央から牧師が派遣される「監督制」の3種類に分類されることを説明しました。また、キリスト教では、教会を形成する上で信徒一人ひとりがそれぞれ神と契約を結ぶという個人主義的な考えがその基盤になっていると指摘し、導きの親子関係といった人間同士の「間柄主義」ともいえる結びつきを中心に成り立った日本の宗教教団とは対照的であることを強調しました。

(2005.03.11記載)