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2005年03月07日 大聖堂改修事業について

「開祖生誕100年記念事業」の一つ「大聖堂改修事業」の全体的な方向性と大聖堂周辺の整備や内装など具体的な内容が3月7日、法輪閣で行われた「教会長会議」席上で発表されました。

本会の根本道場である大聖堂が建立後約40年を経過し、教団本部では平成14年1月から、教務部、総務部、時務部が協働して免震化と改修を検討しました。参拝者の人命保護、宗教的・文化的収容品の保全、避難拠点としての役割を果たすなどの観点から、地盤と建物の間に免震装置を設置する免震工事を平成15年10月に開始しました。
また、大聖堂参拝のあり方や参拝受け入れ態勢の充実を示した「第9次教団基本計画」の答申を踏まえて、大聖堂周辺の整備と内装など改修工事の内容を設計。昨年11月に行われた評議員会の最終決定を受け、今年2月、工事が本格化しました。
席上、国富敬二・時務部長がこうした「大聖堂改修事業」の経過を報告したあと、長谷川裕史・教務部長が、改修事業の基本的な考え方を示しました。
特に、根本道場としての大聖堂を、一人ひとりの発露による参拝がいつでも可能で、読経・法座・当番などの修行の場とすることを確認。本部参拝のあり方として「第一にご本尊を参拝し、修行を通して仏さま中心の生活を送る」などと説明しました。さらに、参拝過程を心を整える重要な要素としてとらえ、参拝経路の起点を大聖堂1階とし、大聖堂周辺を宗教性と緑化に配慮することが示されました。
具体的な方向性については橋本恵市・総務部長が説明。大聖堂周辺緑化再整備と各階別工事の計画を解説しました。

(2005.03.11記載)