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2005年04月05日 ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世を追悼

ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世が4月2日(現地時間)に帰天され、各地でミサをはじめとした追悼行事が行われました。バチカンでの葬儀、東京での追悼ミサが行われた8日が仏教三大行事の「降誕会」にあたったため、庭野日鑛会長は5日午前、東京・千代田区の在日ローマ法王庁大使館を訪れ、弔問の記帳を行いました。

庭野会長は、モンセニョール・レオン・カレンガ大使代理に迎えられ、「このたびの教皇さまのご逝去に謹んでお悔やみを申し上げます」と弔意を表したあと、教皇の写真が飾られた記帳台で『哀悼』と記しました。
8日、バチカンのサンピエトロ大聖堂前の広場で行われたヨハネ・パウロ二世の葬儀には、庭野会長の名代として松原通雄外務部長が出席しました。ミサには各国の元首や宗教指導者が参列。松原部長は、広場内の参列者と共に、ラツィンガー枢機卿団長が主宰し、カトリックの儀礼に従って執り行われた葬儀を見守り、教皇の冥福を祈りました。
また、松原部長はバチカン諸宗教対話評議会のマイケル・フィッツジェラルド議長らと会い、庭野会長からの弔意を伝えました。
同日、東京・文京区の東京カテドラル聖マリア大聖堂では日本カトリック司教協議会主催の「教皇ヨハネ・パウロ二世追悼ミサ」が行われ、本会を代表して篠崎友伸理事が出席しました。ミサには皇太子さまが天皇陛下の名代としてご出席。カトリック信徒のほか政府関係者、在日外交団、諸宗教代表ら3500人が参列しました。100人以上の司教、司祭により儀式が執り行われ、篠崎理事は他の参列者と共に献花を行いました。

(2005.04.15記載)