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2005年06月10日 開祖生誕100年記念事業「ドリームカプセル」の概要が決定

開祖生誕100年記念事業の一つとして、全国の少年部員が大聖堂のご本尊にそれぞれの夢、願いを届け、信仰心を培う「ドリームカプセル」の概要がこのほど決定され、教団本部から発表されました。次代を担う少年部員が「仏さまとの約束」や夢、希望、願いなどを書いて送り、10年後にそれが大聖堂から各自に届く仕組み。仏さまと子供たちの結縁の機会として、また、少年部員がそれぞれ家庭のご宝前で手を合わせ、仏さま、開祖さま、大聖堂を身近に感じる信仰心を培う機縁として、活用が期待されます。

ドリームカプセルが設置される場所は、大聖堂のご本尊が安置される聖壇真下の1階の空間。設けられた一室全体をドリームカプセルと呼称します。
小学1年から6年生までの少年部員を対象に、それぞれが「仏さまとの約束」「私のなりたい人間像」「10年後の世界」といった誓い、願い、希望、夢などを用紙に記入し、封筒状のパッケージに収め奉納します。10年後、所属する教会を通じ、大聖堂から各自に届けられます。
誓いや夢などのほか、家族や少年部の仲間からのメッセージ、写真なども自由に同封することができます。10年後の自分が、家族や仲間からのメッセージに触れる時、"思われていた自分"を知り、勇気と元気を得られる仕組みです。また、そのことを通して、各部員の信仰を育み、本仏に生かされていること、いのちのつながり、有り難さを自覚してもらおうというものです。
こうした概要と案内が今年11月中旬、各教会に送付され、青年幹部会席上でも発表されます。
ドリームカプセルの具体的な活動スタートは、開祖生誕100年にあたる平成18年3月から。同8月までの約6カ月間、各教会の実情に合わせて、家庭、支部、教会、教区の取り組みやすい形で実施されます。その後、10月4日までに少年部員の"ドリーム"が教会から本部に送付され、11月に封印される予定です。
特に留意される点は、家族で話し合う時間を設けること。その中で、親が仏さまと対峙し、自分を深く見つめ、その願いを子供に伝えることが期待されます。
なお、少年部員だけでなく、会員が写経という形を通して、誓願、夢をドリームカプセルに奉納する計画も予定されています。また、ドリームカプセルは、平成19年以降も毎年行われます。

(2005.06.10記載)