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2005年07月01日 7月4日からインドネシアでWCRPアジア青年事前会議

7月4日から6日まで「WCRP(世界宗教者平和会議)アジア青年事前会議」(主催・WCRP国際委員会)がインドネシア・アンボンで行われます。来年8月、WCRP8(第8回世界宗教者平和会議)の前に、広島と京都に世界の宗教青年が一堂に会して開催される「WCRP青年世界大会」の事前の取り組みとして、『平和のために集う諸宗教青年~平和を阻害するさまざまな「暴力」に立ち向かい、万人が共有できる安全な社会を目指す~』をテーマに、アジアの宗教青年が集うものです。それぞれの国や地域の課題点を検討すると共に、WCRP8への参加意欲を喚起し、宗教青年による平和構築を推進する目的で開かれます。アンボンでの会議を皮切りに、今後、南米、中東地域でも開催される予定です。

今会議には、フィリピンやスリランカ、バングラデシュなど、アジアを中心に17カ国から約50人が参集します。WCRP日本委からは、同青年部会の三宅道人幹事長(金光教常盤台教会副教会長)、天台宗実相院の高柳妙眞師、松本貢一・立正佼成会青年本部長が出席するのをはじめ、松緑神道大和山、立正佼成会の会員など「青年の翼」として25人が参加。本会からは、全国の青年部員代表、青年本部スタッフなどが参加します。
参加者は、インドネシアにある国立イスラーム大学のアジュマルディ・アズラ教授による『平和と開発のための諸宗教協力について』をテーマとした基調講演や各国代表をメンバーとしたパネルディスカッションを聴講。グループセッションなどを通し、平和構築の道筋を模索します。
このほか、文化イベントも行われ、地元政治指導者や宗教指導者と交流を図ります。
最終日には、声明文が採択されることになっています。

(2005.07.01記載)