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2005年07月04日 松岡正剛氏が庭野会長と面談

編集工学研究所所長の松岡正剛氏が7月4日、庭野会長と面談しました。

松岡氏は、文化の新しい関係性を発見する研究・執筆・企画・プロデュースを展開し、日本の伝統文化や地域文化を再生する多彩なプロジェクトも手掛けています。現在、「開祖生誕100年記念事業」として進められている「開祖記念館」(仮称)の総合監修に携わり、面談は、同記念館の基本概念を固めるため庭野会長に一つひとつ確認する形で行われました。
面談ではまず、松岡氏が「開祖さまの人間性を感じて頂けるミュージアムをつくりたい」と話し、庭野開祖と本会の歩みなどを6つのステージで表現する構想を伝えました。
また、松岡氏の「会長として一番伝えたいことは」との質問に対し、庭野会長は、「開祖生誕100年」のテーマ『一人ひとりの「一乗 おおらかに、夢 堂々。」』を示したあと、「一つの大いなるいのちの中にわれわれは生きているという大らかな発想。宇宙そのものは大いなる一つのいのちです。地球上の人間が戦争をせず、皆が仲よく暮らすこと」と話しました。
さらに、面談では「法燈継承」が話題に上り、庭野会長は、小学校時代に見た庭野開祖の父親像、青年期とそれ以後の庭野開祖との思い出などを語りました。

(2005.07.08記載)