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2005年08月03日 庭野会長が中国佛教協会会長の釋一誠法師と懇談

庭野会長は8月3日、京都市内のホテルで、中国佛教協会会長の釋一誠法師と懇談しました。中国国家宗教局事務局の王哲一氏、上海・龍華寺の照誠法師、天台山国清講寺監院の釋允観法師、本会から神谷昌道外務部次長、中村憲一郎・京都教会長らが同席しました。

一誠法師らは「比叡山宗教サミット18周年 世界平和祈りの集い」出席のため来日しました。庭野会長と一誠法師は、一昨年10月に京都で開かれた「第6回日本・中国・韓国仏教友好交流会議日本大会」以来の再会となりました。
懇談の中で、一誠法師は、庭野開祖、庭野会長が中日両国の友好と国際的な仏教交流に建設的な役割を果たしてきたと評し、「立正佼成会と共に世界平和のためにかけ橋をつくっていきたい」と述べました。その上で、来年4月、中国での世界仏教フォーラムの開催を説明。「世界平和に貢献することは、仏教徒の共通の願い」と語りました。庭野会長は、日中韓の仏教交流の絆に触れながら、一誠法師にCCRP(中国宗教者和平委員会)として、来年のWCRP8(第8回世界宗教者平和会議)に参加することを要請しました。
また懇談では特に、趙樸初・前中国佛教協会会長と庭野開祖の親交が話題となり、一誠法師は両師の厚い信頼関係に言及し、「お二人は亡くなられたが、先輩の築かれた関係をさらに深め、心一つに未来を開いていきたい」と述べました。これを受け、庭野会長も両師の関係を述懐し、「庭野開祖が趙先生と意気投合し、友好に尽くさせて頂けたことは、本当にありがたいこと」と両国のさらなる友好に尽力していく意向を示しました。

(2005.08.19記載)