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2005年09月01日 「防災の日」に本部合同震災訓練

「防災の日」の9月1日、本部合同震災訓練が本部施設で行われました。『信者さんを安全な場所に避難させる』『本部は自分たちで守る』をスローガンに、教庁の職員が訓練に参加しました。第一部では、「布薩の日」式典の参加者約1500人を、教庁職員らが普門館の外に誘導。第二部では、各施設で震災初期対応訓練が行われたあと、法輪閣駐車場で初期消火、応急手当などの訓練が実施されました。

本部合同震災訓練は毎年行われており、今年は、震度6弱の直下型地震の発生を想定して実施されました。
普門館では「布薩の日」式典終了後、教庁職員らが団参参加者を第二団参会館と普門館東駐車場に誘導。各教会ごとにまとまり、迅速に1500人の避難が完了しました。会員の一人は、「今日は訓練でしたから心にも余裕がありますが、もし本当に震災に遭遇したら、一番に冷静さが求められると思います。家庭でも、いざというときに備えていきたい」と気を引き締めていました。
午後からの第二部では、各施設で震災初期対応訓練が行われたあと、法輪閣駐車場で杉並消防署堀ノ内出張所、日本救助犬協会の協力を得て、初期消火(消火器、消火栓)、応急手当、煙体験などの訓練と災害救助犬によるデモンストレーションが実施されました。山野井克典理事長は総評の中で「訓練を通して防災意識を高め、いざというときに落ち着いて行動できるよう備えておくことが大切です。災害はいつ起こるか分かりませんが、どんなときにもまず会員さんの安全確保が第一となります。また職場だけでなく家庭でも防災対策を進めていくことが必要です」と心構えを示しました。

(2005.09.09記載)