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2005年09月02日 全米4教会でハリケーン・カトリーナ被害に対し祈願供養を実施

米国南東部を襲った最大級のハリケーン「カトリーナ」は、ルイジアナ州ニューオーリンズなどに大きな被害をもたらしました。こうした状況を受け、全米4教会(ハワイ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク)は9月2日から8日まで、教会道場はじめ、支部や会員宅で「ハリケーン・カトリーナ被災救援祈願供養」を行いました。また今月30日まで義援金の協力を会員に呼びかけています。

4教会では災害発生直後の今月1日、最も被害が大きいとされる同州を包括するニューヨーク教会の齋藤高市教会長を中心に連絡を取り合い、今後の対応を協議しました。犠牲者の冥福と速やかな救援、復興を祈り、「祈願供養」を行うことに決定しました。
ニューヨーク教会では、会員に祈願供養と被災者への義援金を呼びかける文書を配布。教会道場はじめ、シカゴ支部、ボストン連絡所、会員宅で2日から「祈願供養」を実施しました。ロサンゼルス教会では4日、「開祖さまご命日」式典の中で祈願供養を行い、会員50人が参加しました。ハワイ、サンフランシスコ両教会でも連日、犠牲者の慰霊と復興への祈りが捧げられました。
ルイジアナ州に隣接するテキサス州には、2日から多くの被災者が避難。現在、サンアントニオに住む会員宅にも3家族が身を寄せています。ロサンゼルス教会サンアントニオ支部では4日から、3家族に対してマットレスや食糧を配布しました。さらに、同州に避難している被災者への救援物資として、衣服や日用品などの収集を行っています。
現在、各教会や支部道場には、義援金箱が設置され、協力が呼びかけられています。寄せられた浄財は、アメリカ赤十字社を通して被災者支援にあてられる予定です。

(2005.09.16記載)