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2005年09月11日 第44回衆院選行われる

衆議院の解散に伴う第44回衆議院議員総選挙が9月11日に行われ、即日開票の結果、各政党の新たな議席数が確定しました。今回の選挙では、自民党が単独で絶対安定多数(269議席)を上回り、圧勝。民主党は議席を大幅に減らしました。本会では、衆院選に際し、全国各教会の推薦委員会を中心に推薦候補者を検討してきました。最終的に、全国で193人の推薦を決定。各教会で支援活動が展開されました。その結果、93人が当選しました。

今回の選挙で全国各教会の推薦委員会で選定され、本部外務部に報告された推薦候補者は自民党(16人)、民主党(167人)、社民党(1人)、無所属(9人)の計193人で、本紙9月4日号で発表した時点から自民党候補が1人増加しました。
このうち、自民党(16人)、民主党(72人)、無所属(5人)の計93人が当選しました。
今回の選挙にあたり、各教会の推薦委員会では、「平和主義の推進」「信教の自由の堅持」「政治倫理の確立」など本会の政治理念に基づき、選挙区ごとに候補者を検討してきました。
とりわけ、「郵政民営化」の是非が注目を集めた今選挙にあって、信教の自由の堅持と政教分離の原則の遵守に対する見解、戦争放棄と武力不保持を定めた9条をはじめとする憲法への考え方など、民主主義や平和主義の根幹にかかわる項目を推薦の基準としました。
推薦候補者の選定にあたっては、本部外務部から立候補予定者の情報提供を受け、各推薦委員会が主体的に実施。その上で、実際に候補者と面談を重ね、綿密な検討を経た上で推薦候補者を正式に決定しました。
また、総選挙を終え、松原通雄外務部長は会員に向けて談話を発表しました。
【松原通雄外部部長談話】このたびの衆議院議員総選挙に際しまして、各推薦委員会はじめ会員の皆さまに多大なご尽力を頂きました。
一昨年の衆議院議員選挙、昨年の参議院議員選挙に引き続き、今回の選挙でも仏教精神を基盤とした本会の政治活動の基本理念に照らし、「平和主義の推進」「信教の自由の堅持」「政治倫理の確立」「行政改革の推進」など政治課題への対応を重視しつつ、各推薦委員会で推薦候補者の選定がなされました。教会、会員の主体的な判断による選挙への取り組みが、一層定着したということができると思います。
皆さまのご尽力のお陰さまで、推薦候補者中、93人が当選いたしました。小選挙区制は、かつての中選挙区制に比べ、一つの政党に議席が集中するという特徴を持つ選挙制度であり、今回は、自民党が大幅に議席を増やしました。そうした中、本会の推薦委員会では、「郵政民営化」という一つの課題に偏ることなく、あくまで冷静かつ幅広い視野に立って、今後の日本の行く末を託すことのできる人材を推薦し、国会に送り出すことができたと考えております。
今回の選挙で与党が3分の2の議席を獲得したことにより、しばらくは、「郵政民営化」問題に対する動向に注目が集まると思います。しかし、選挙前に山野井理事長さんが談話の中で指摘されたように、外交や安全保障、少子高齢化対策と年金・医療などの社会保障、税制、また憲法改正に対する議論など国内外には多くの重要な政治課題が山積しています。残念なことに、今回の選挙では、「郵政民営化」問題に関心が集中し、自衛隊のイラク派遣など、個々の政策に対する国民の評価が十分に反映されたとは思えません。私たちは、主権者としての自覚を持って、これらの課題に対する今後の与党の対応を注視していくことが大切となります。
とりわけ憲法改正の動きは、今後の日本の国のあり方を大きく左右する問題です。戦後60年という節目を迎えた今、平和への道筋を踏み誤ることのないよう、しっかりと意見を表明していく所存です。
本会としましては、今後とも、宗教団体としてふさわしい形での政治参加のあり方を検討し、本質的、多面的な視点から正しい世論づくりに努め、平和な社会の実現を目指してまいりたいと思います。皆さまの一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

【衆院選推薦候補当選者】
【自民党】
石原伸晃 石原宏高 江渡聡徳 大島理森 加藤紘一 木村勉 高村正彦 
島村宜伸 下村博文 新藤義孝 菅原一秀 谷垣禎一 中川昭一 平沢勝栄 町村信孝 松本文明
【民主党】
荒井聰 石関貴史 泉健太  枝野幸男 大串博志 大島敦 岡田克也 
岡本充功 小川淳也 奥村展三 小沢一郎 小沢鋭仁 金田誠一 川内博史 川端達夫 菅直人 黄川田徹 菊田真紀子 北神圭朗 北橋健治 玄葉光一郎 古賀一成 小平忠正 五島正規 後藤斎 小宮山泰子 小宮山洋子 近藤昭一 近藤洋介 佐々木隆博 下条みつ 神風英男 末松義規 鈴木克昌 仙谷由人高山智司 武正公一 田島一成 田嶋要 土肥隆一 中川正春 長島昭久 
永田寿康 仲野博子 長安豊 西村智奈美 野田佳彦 鉢呂吉雄 鳩山由紀夫 原口一博 平岡秀夫 平野博文 福田昭夫 古川元久 古本伸一郎 細川律夫 細野豪志 前原誠司 牧義夫 松野頼久 松本剛明 三日月大造 三谷光男 三井辮雄 村井宗明 森本哲生 山岡賢次 山井和則 柚木道義 横路孝弘 鷲尾英一郎 渡辺周 
【無所属】
江田憲司 下地幹郎 徳田毅 保利耕輔 堀内光雄

(政党別 敬称略)

(2005.09.16記載)