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2005年09月17日 壮年部員916人が参集し、第4回「ダーナ塾」開催

『ゆとり』『気づき』『斉家』をテーマにした壮年部員対象の団参「ダーナ塾」の第4回が9月17、18の両日、普門館と第二団参会館を会場に実施されました。全国34教会から参集した916人の壮年部員は、式典や「心のせんたくプログラム」を通し、家庭、職場などでの役割を学びました。

17日、参加者はまず普門館で映画監督の千葉茂樹氏の講演に耳を傾けました。千葉氏は講演の中で、虐待や殺人が起きる現在の家庭事情を、庭野開祖、マザー・テレサ女史の目指した家庭像と比較。「さまざまな問題を抱える家庭と開祖さま、マザー・テレサ女史が生まれ育った家庭環境との違いは、いのちに対する考え方です。お二人は自分のいのちと同じように他者のいのちも認め、尊敬していました。このいのちに対する考え方こそ、平和をつくる基礎なのです」と語りました。
芳ジュピースアンサンブルの演奏のあと、参加者たちは第二団参会館に移動し、「心のせんたくプログラム」に参加。講演や研修、写経、気功などに臨みました。
翌日、普門館で行われた式典では、趙勇氏による楊琴の演奏、読経供養に続き、参加者代表が体験説法に立ちました。続いて、庭野欽司郎参務が『斉家――自らが安らぎの灯となろう』をテーマに講演。「価値観の違いなどを理由に、若者に忠告も叱咤もしない大人が増えています。それは大人たちに基軸がないからです。しかし、私たちは幸いにも教えを頂き、仏法真理という基軸を頂いています。ここに集った壮年が、若い人の人生の基軸となれるような人生を歩んでいくことを望みます」と壮年部員の役割を示しました。

(2005.09.22記載)