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2005年10月06日 山野井克典長が「山本行隆前宮司を偲ぶ会」に出席

椿大神社(三重県鈴鹿市)の第96代宮司でIARF(国際自由宗教連盟)などを通じ宗教協力の推進に尽力した故・山本行隆師の遺徳を偲ぶ「山本行隆前宮司を偲ぶ会」(同発起人主催)が10月6日、東京・千代田区内のホテルで行われました。宗教者、椿大神社奉賛会など全国各地から285人が参集し、本会からは山野井克典理事長、故人と親交の深かった教団幹部らが出席しました。

山本師は大正12年、鈴鹿市に生まれ、昭和17年国立拓南塾を卒業。昭和21年ニューギニアから九死に一生を得て復員し、同46年、椿大神社宮司に就任。第25回IARF日本大会(昭和59年)で実行委員長を務め、平成8年にはIARF会長に、平成13年にはNPO法人明るい社会づくり運動常務理事に就任しました。戦中体験を背景に一貫して世界平和の実現に向け尽力し、平成14年8月1日、79歳で逝去しました。
偲ぶ会では、こうした故人の足跡を振り返るビデオ作品が上映されたあと、全員で黙とう。ピアノ曲『感謝』に続いて、「宗教協力の友」として酒井教雄参務があいさつし、平和を願い熱く語る山本師の往時を振り返りました。山野井理事長は、山本師の遺徳を偲ぶと共に、世界平和実現を祈念し、会場に設けられた同師の遺影に合掌しました。

(2005.10.14記載)