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2005年10月21日 WCRP日本委青年部会が「天台宗開宗1200年慶祝平和祈念会」を奉修

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会青年部会は10月21日午後、「天台宗開宗1200年慶祝平和祈念会」を催しました。「天台宗開宗1200年慶讃大法要」の一環として行われたもの。WCRP加盟教団から10教団が参加し、109人の青年らが比叡山延暦寺根本中堂に集いました。

式典ではまず、三宅道人・同部会幹事長(金光教常盤台教会副教会長)が「慶祝の辞」を述べ、続いて「出仕者」として各教団の代表者がそれぞれ「平和の祈り」を捧げました。来賓、出仕者、随喜者(参列者)全員で「誓いの言葉」を唱和したあと、比叡山延暦寺執行の森定慈芳師があいさつ。「宗教者が手を取り合い、世界の平和を目指して精進して頂きたい」と、青年たちに期待を寄せました。
続いて、同部会を代表してあいさつに立った三宅幹事長は、伝教大師・最澄の『一身弁じ難く、衆力成じ易し』(一人の力では難しいことも、皆の力を合わせれば達成できる)という言葉を引用し、「伝教大師さまのお言葉は、まさに私たちのあるべき姿だと思います。このお言葉を胸に刻み、私たちは宗教協力、宗教間対話のもと、世界平和達成のために一歩一歩進んでまいりたいと思います」と述べました。
なお、本会からは「出仕者」を務めた松本貢一青年本部長のほか、ボランティアとして近畿教区青年部員ら8人が参加しました。

(2005.11.04記載)