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2005年11月15日 「開祖さま生誕会」式典

「開祖さま生誕会」式典が、庭野日敬開祖の生誕から99年にあたる11月15日、大聖堂はじめ全国各教会で行われました。庭野日鑛会長は法話の中で「まず人さま」という菩薩の精神を起こすことが、同時に佼成会会員の救われであると述べ、仏教徒の心構えを説きました。大聖堂には全国から会員4400人が参集。式典の模様は全国各教会に衛星中継されました。

式典は、各教区代表の青年女子部員40人による奉献の儀に続き、山野井克典理事長を導師に読経供養が行われました。次いで、庭野会長が登壇し、啓白文を奏上。讃歎歌『誓いを胸に』の合唱のあと、会員代表が体験説法を行いました。
このあと、庭野会長が登壇。道元禅師が釈尊を「慈父大師釈迦牟尼佛」と表したことを紹介し、「道元禅師は師匠である如浄禅師を通して釈尊の教えに巡り合われ、私たちは庭野開祖を通して釈尊の教えを頂いています」と述べ、仏教徒にとり、釈尊に出遇うことが一番の大事であり、本当の師匠は釈尊一人であると説きました。また、法華経に説かれている『願生』に触れ、まず人さまが救われてほしい、という菩薩の精神を起こすことが、同時に佼成会会員の救われであり、その心で布教伝道に精進することが、庭野開祖の生誕会にあたり最も大事なことと仏教徒としての姿勢を示しました。

(2005.11.18記載)