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2006年01月01日 「初詣り」式典

平成18年次「初詣り」式典が元日の午前0時から普門館はじめ全国各教会で行われました。今冬は記録的寒波が日本列島を覆い、昨年12月の平均気温は多くの地域で戦後最低を更新しました。冷たい北風が吹く中、普門館での式典には、約8000人が参集しました。

式典は、新年の幕開けを知らせる登城太鼓の力強い音で開幕し、渡辺恭位・布教本部長導師による読経供養(如来寿量品)に続き、庭野日鑛会長が年頭誓願文を奏上しました。
庭野会長は、「お言葉」の冒頭、世界が平和になるためには人間の心から怒りの心をなくすことが重要と強調し、「生きる限りなくすことができない怒りを、法に帰依することによって乗り越えていくことが大事」と語りました。さらに『おんにこにこ はらたつまいぞや そはか』という真言陀羅尼を紹介し、「怒りの心が起こった時はこの真言を唱え、一人ひとりが怒りを超えて人と共に生きる、皆共に佛道を成ぜんという心が最も大切な心ではないかと思います」と述べました。
また庭野会長は、開祖生誕100年、8月に京都で開催されるWCRPVIII(第8回世界宗教者平和会議)に触れ、「あらゆる人と仲良くしていこうというおおらかな気持ちになることが、開祖さまが一番お喜びになられることではないかと思います」と語りました。
式典終了後、庭野会長は一乗宝塔を参拝し、お屠蘇を奉納しました。
当日、「寿」をコンセプトに普門館正面玄関で甘酒が振る舞われたほか、1階ロビーの「寿市」では、福袋やグッズが販売されました。
なお、三が日に普門館、本会発祥の地・修養道場を全国から1万6000人の会員が参拝に訪れました。

(2006.01.13記載)