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2006年02月10日 一食平和基金が第4期資金助成先を発表

「立正佼成会一食平和基金」の平成17年度第4期資金助成先が、このほど同基金運営委員会(委員長・松原通雄外務部長)から発表されました。国内外で実施されている6つのプロジェクトに、総額505万1850円が支援されました。

本会一食平和基金は「合同プログラム」「自主プログラム」「資金助成」「緊急支援プロジェクト」を4本柱に運営を行っています。
第4期助成先のうち「合同プログラム」は2件。「カンボジア仏教と開発推進事業」として、パーリ語の仏教書籍を復刻・出版する活動や仏典のクメール語翻訳に取り組む「カンボジア仏教研究所」に201万3650円の支援が決定しました。また「社会派仏教団体支援プロジェクト」ではバングラデシュで人間開発プログラムを展開する「ダーマラジカ仏教孤児院」に50万円を支援しました。
「自主プログラム」では、「海外教会・拠点一食プロジェクト」として、「立正佼成会モンゴル法座」に58万8200円を支援。医療費を払えず医師の診察などが受けられない状況にあるモンゴルの首都ウランバートルで、無料健康診断サービスおよび健康保険加入の促進事業を行います。また、洪水やサイクロンの被害により自活が困難なバングラデシュの村民のために、村落開発プロジェクトを推進する「南アジア教会バングラデシュ支部」に50万円、ネパールの子供たちに平和教育プログラムを行う「シャンティーバーン(平和の森)」に「南アジア教会ネパール支部」を通して45万円、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)から亡命した人々が韓国社会に定着するための社会復帰プログラムを展開する自活センター「平和の家」に「韓国立正佼成会」を通して100万円が、それぞれ支援されました。

(2006.02.10記載)