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2006年04月15日 「佼成福祉講座」が開催

教務部(福祉開発グループ)主管による「佼成福祉講座」が4月15、16の両日、第一団参会館で開催され、67人が参加しました。

同講座は、各教会の「社会福祉専門担当者」と協力して、「自他一体」「物心一如」の精神のもと、教会および地域で福祉活動を推進していくことができる人材の育成を目的に全2回実施されます。
初日の講座では、保科和市・教務部次長が研修を行い「『福』も『祉』も両方幸せを表し、すべての人を幸せにしたいという本会の願いとつながっています」と語りました。また、福祉開発グループのスタッフが「佼成福祉」の理念や本会の社会福祉活動について研修を行いました。
翌日は、大正大学名誉教授で、とげぬき生活館相談所相談員を務める吉澤英子氏が社会福祉概論について講義を行いました。吉澤氏は、健康で文化的な生活の営みを支援することが「社会福祉」であると強調。その課題は経済的な保障や医療から人間関係の調整に至るまで、幅広い分野に及ぶことを示しました。
また、吉澤氏は「児童家庭福祉」にも焦点をあて、「児童福祉」が「児童家庭福祉」と称されることになった背景を、子供の問題は親の問題であると説明。児童をとりまく現状を具体的に示しました。

(2006.04.21記載)