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2006年05月14日 厳かに「大聖堂改修落慶式」挙行

「開祖生誕100年記念事業」の主要事業である大聖堂改修工事の完了を祝う「大聖堂改修落慶式」が5月14日、4階ホールで行われ、工事関係者、地元識者、教団役職者など約1000人が参集しました。立正佼成会根本道場の新たな完成を喜ぶとともに、人類救済・正法流布の殿堂である「大聖堂」建立の意義、庭野日敬開祖の思いをかみしめ、さらなる布教伝道への誓いを新たにしました。式典の模様は、全国各教会に衛星中継されました。

午前8時55分、打楽器奏者のツトム・ヤマシタ氏による「供音式(音による供養)」で式典は開式。サヌカイトの幻想的な音色に包まれた4階ホールに、庭野開祖の法話の声が響き渡りました。『如来は常にここにおって法を説くとおっしゃられています。私どものそばにいつもちゃんとついている。そばというより、むしろ心の中にちゃんと仏さまがお入りになっている』。静かな時が流れる中、教区代表の青年女子部員20人による奉献の儀が行われました。
庭野光祥次代会長を導師に読経供養(方便品、如来寿量品)が行われたあと、庭野日鑛会長が啓白文を奏上、「心田を耕すことこそ私たち信仰者の修行であり、本佛の御心であると受け止めております。その意味で会員清衆一人ひとりが『一切衆生を救う大願』を発すこと、それこそが、大聖堂建立の真意であると信ずるものであります」と述べ、さらに「私達は、この大聖堂改修を通して、開祖さま・脇祖さまの願いを我が心に刻み、新たに修行精進を誓うものであります」と読み上げました。
続いて山野井克典理事長があいさつに立ち、大聖堂建立の意義、改修の経緯や新たな大聖堂の特徴について説明しました。この中で、改修工事にあたった関係者らが、庭野開祖の大聖堂建立に込めた思いを学び合いながら作業にあたったなど、いくつかのエピソードを紹介。「各分野の方々が真心を込めて大聖堂改修に着手して頂いたと伺っております」と語り、関係者に謝意を表しました。引き続き「感謝状贈呈」が行われ、山野井理事長が「株式会社竹中工務店」の竹中統一・取締役社長、「株式会社錢高組」の錢高一善・代表取締役社長にそれぞれ感謝状を手渡しました。また、サヌカイトを提供した「株式会社豊和開発」の前田仁会長(代理=清水敬予・元四国教区長)に感謝状が贈呈されました。
続いて会員代表による説法が行われ、リーダーとしての葛藤や布教に取り組む中での感動を語りました。また、1歳の時から離れて暮らす父親と45年ぶりに再会し、感謝の思いを語ったことなどを発表しました。
開祖記念館の総合監修に携わった松岡正剛・編集工学研究所所長は、祝辞の中で、「大聖堂の素晴らしい再生、よみがえりを感じました」と述べた上で、「聖堂というのは、私たちの記憶というものを記録していくところ」と強調。世界の宗教建築がそれぞれの教えを象徴していることを説明し、「私たちには、心の中にある信仰というものを外に見えるようにすることも大変必要」と語りました。また庭野開祖との出会いのエピソードなどに触れた上で、開祖記念館に込めた思いを語りました。
最後に法話に立った庭野会長は、大聖堂の改修落慶を機に、一人ひとりが自らの心田を耕し、仏教徒として修行精進していくことの大切さを述べました。
なお、13日夜には前夜祭が、14日午後には祝賀会が法輪閣大ホールで行われ、庭野会長、光祥次代会長、山野井理事長はじめ工事関係者、地元識者、教団役職者らが出席しました。

(2006.05.19記載)