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2006年06月26日 一食平和基金、UNRWAレバノン事務所を訪問

「WCRP中東青年事前会議」出席のため、レバノン・ベイルートを訪れていた本会一食平和基金運営委員会の松本貢一副委員長(青年本部長)と吉永和正事務局長は6月26日、同基金の支援先であるUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)のレバノン事務所を訪問しました。

本会一食平和基金は、1989年からUNRWAに対する支援を行っています。浄財は、パレスチナ難民の学生が看護師資格を取得するための奨学金に充てられ、難民の能力開発や失業問題の解決に役立てられています。これまで同基金が支援した学生は153人にのぼります。松本副委員長と吉永事務局長は、同事務所でリチャード・クック・UNRWA問題ディレクター、アファフ・ユニス・教育プログラム担当ら4人と懇談。現在、大学に通う奨学生や、資格取得後の就職状況などについて報告を受けました。
このあと2人は、ベイルート市内のマカセット看護大学を訪問し、同校に在学する奨学生13人と面会しました。松本副委員長は全員と握手を交わし、資格取得を目指す学生たちを激励。併せて「一食を捧げる運動」の精神を学生たちに紹介しました。
また今春、本会「ゆめポッケ親子ボランティア隊」が「ポッケ」の配布を行ったシャティーラ難民キャンプを訪問。ポッケを受け取った子供たちから喜びの声などを聞きました。

(2006.07.07記載)